ジオパークシリーズ企画「石狩川をさかのぼれ!」の第3回 活動報告です。親子参加による2日連続のプログラムで、第3回は10/9, 10に行いました。
今回も引き続きミンタラ探検隊隊長の岩出昌さんを講師に迎え、専門分野について子ども達にわかりやすく、楽しく解説してもらいました。

間宮林蔵や松浦武四郎も訪れたと言われているコース

Day 1 「柱状節理紅葉トレッキング」

天候にも恵まれ秋晴れの中、紅葉トレッキングをしてきました。今回はトレッキング初参加の方や年少さんも参加し、秋の実りや柱状節理などの地形や石の性質について学びました。

大迫力の柱状節理です!
山ぶどうを見つけたり紅葉を楽しみました

Day 2 「マグマづくり体験」

1日目のトレッキング時で見つけた柱状節理の石を使い、この石を溶かしてマグマづくりの実験をしました。また、今回は美術作家として活動されている千葉 麻十佳さんに「太陽光」でマグマ作りも実演してもらいました。

美術作家  千葉 麻十佳さん
札幌出身。「光とは何か」をテーマにアート制作をしている。
http://chiba-madoka.net/index.html

大きなレンズを使い太陽光を集めて実演中!こどもも大人も釘付けです!

たくさんの太陽光を取り込むために、円盤のような特大サイズのレンズを使います。(写真上) 目を傷めないよう全員サングラスを装着して観察です。レンズを通して光を石に当ててみると、うっすらと煙が上がり石の表面が溶け出しました。少し、石の表面も赤くなっているように見え、その後石の温度が下がると溶けていたところが固まり、色が濃緑色でガラスのようなつやっとした質感へと変わりました。この一連の流れに子どもたち(大人も!)は終始驚いた表情で、「すごい!」と声が上がっていました。

マグマの様子はこんな感じ!中の温度は1000℃以上です。

こちらは火で熱する実験です。事前に準備した石を細かく砕き、融剤を混ぜて火にかけます。熱風を送りこみしばらくすると石がドロドロした状態になり赤いマグマへと変化しました。マグマが冷え固まると色は濃いエメラルドグリーンへと変わり、ガラス状に変化しました。マグマをのぞき込む子どもたちは少し、表情が硬くなっていました。
いったいどれくらいマグマが熱いのかを知るために、飴玉を入れてみると一瞬で溶け、子どもたちは口を開けて驚いている様子でした。

2日間を通して、トレッキング時に見た柱状節理の地形や拾ってきた石がマグマへと変化したりと、火山や噴火についても学ぶことができました。この周辺はマグマの大地であったことを知る体験となりました。
次回のジオパークは今年度最後の4回目で、来年1月を予定しています。