【活動報告】なんでもやってみよう!こどもキャンプ in キトウシ

2025年8月15日

【活動報告】 なんでもやってみよう!こどもキャンプ in キトウシ \ 出会い、挑戦、そして仲間とつくった3日間 / 開催日:2025年8月5日(火)〜7日(木) 主催:NPO法人 大雪山自然学校

「やってみたい!」があふれた夏の冒険
この夏、キトウシの森に集まったのは、小学1年生から中学生までの子どもたち。 学校も違うメンバーが、初めて出会う仲間たちと“チーム”を組んで生活する、2泊3日のこどもキャンプがはじまりました。

チームで過ごす、小さな“暮らし”
このキャンプでは、テント設営、食事づくり、片付けまで、大人達の助けはかりながらもできるだけ自分たちの手で行われます。 子どもたちは、チームという小さな社会のなかで、役割を分担しながら協力し、支え合って生活を組み立てていきました。 「ペグってどう打つの?」「火がなかなかつかない!」 ——そんな声を頼りに動き出すチームの仲間たち。 慣れない作業も、互いのアイデアや工夫で進めていくうちに、気づけば初対面の子同士が自然と“仲間”になっていました。

全身で自然を感じる体験
昼間は、キトウシや大雪山の麓の自然を舞台にしたプログラムが盛りだくさん! 羊のお世話、森の探検、虫トラップand虫取り、ナイトトレッキング、森の秘密基地作り、そして忠別湖でのSUP(スタンドアップパドル)体験! SUPでは、水の冷たさに歓声を上げたり、インストラクターミックの指導を受け、パドルを漕ぎ、バランス崩し転びながらも立ち上がる姿、はしゃぐ姿に子どもたちのたくましさを感じました。 大自然の中の水遊びはとても開放感がありました!!

夜の森にひろがった、子どもたちのステージ
2日目の夜は、みんなが心待ちにしていたキャンプファイヤーと出し物タイム! マジック、即興劇、創作ダンス、クイズショーなど、 子どもたちがチームで話し合って企画・準備した出し物が披露され、会場は大盛り上がり。 緊張した顔、笑顔、照れ笑い。 真剣な表情で演じる姿に、見ている私たち大人も胸が熱くなりました。 火を囲んでのびのびと表現する子どもたちの姿は、それだけで“特別な夜”を物語っていました。

こどもたちの声より 「マジックをみんなの前で見せたの、楽しかった!」 「火をおこせたとき、すごくうれしかった!」 「最初知らなかった子と、最後は仲良くなった」 「キャンプファイヤーがすっごく楽しかった!」 「もっと秘密基地をつくりたい!」

3日間で育まれた、“本物のつながり”
知らない子同士が、自然の中で生活し、笑い合い、ときにぶつかりながらも過ごす3日間。 その中で育まれたものは、一緒に暮らしたからこそ生まれた“信頼”と“つながり”でした。 「できる・できない」ではなく、「やってみた」ことに価値がある。 そのことを、子どもたち自身が全身で感じ取った時間だったのではないかと思います。

活動の様子をもっと見る Instagram・Facebookでも、キャンプ中の写真や動画を随時公開予定! 「#なんでもやってみようキャンプ」で検索

みんなの笑顔を、ぜひご覧ください!

本キャンプはNPO法人大雪山自然学校が主催し、東川町教育委員会の後援を受けて実施しました。 ※写真は保護者の許可を得て掲載しています。