チシマザサ刈り取りによる高山植生回復プロジェクト 活動報告パネル展のお知らせ
2022年9月28日
今年度から実施しました、旭岳・姿見エリアでチシマザサ刈り取りによる、高山植生回復プロジェクトの活動報告パネル展を実施します。
お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。
〈チシマザサの刈り取りによる高山植生回復プロジェクトとは〉
近年、大雪山国立公園では気温上昇や雪解けの早期化、それに伴う土壌の乾燥化によるチシマザサの分布拡大が進み、高山植物の広がる湿性草原への侵入が深刻な問題となっています。チシマザサの分布拡大が始まると、葉の蒸散作用によって土壌の水分の吸い上げが加速し、土壌の乾燥化は更に進むため、分布域はますます拡大してしまいます。このプロジェクトでは、高山植生の保全対策として有効とされている、ササの刈り取りを旭岳姿見エリアの「特別保護地区」においても適切な管理手法となるかどうかを調査する目的で実施しました。
【日時】9/28(水)〜30(金)、10/13(木)〜27(木)
【場所】旭川市市民活動交流センター CoCoDe(ココデ)
本活動は、公益財団法人自然保護助成基金第 32 期(2021 年度)プロ・ナトゥーラ・ファ ンド助成を受けたものです。