■活動報告 ワイルドライフキャラバン道北(2023年2月24・25・26日実施)
2023年3月20日
北海道の2月、雪と氷の世界に暮らす生き物たちを探す、冬の旅に出ました。凍った広い湖と、流氷の海をたずねます。氷の下にはどんな世界があるのかな?


氷点下の中、氷に開けた穴から魚釣りにチャレンジ。湖面はしっかり凍っていますが、氷の下には水があります。厳冬期でも湖の底まで凍ってしまわない理由は…
「水の場合は、4℃で密度が最高になり、そこから温度が上がるにつれてだんだん密度が小さくなる。したがって、0℃の氷が湖の表面に張っても、水の密度が一番大きいのは4℃であるため、密度の大きい4℃の水は底に沈んでいき、湖底では4℃のままで、湖の魚も凍って死ぬことはない。」(文部科学省ウェブサイト)
だそうです(-“”-)難しい。4℃くらいの水が、(重たくて)底のほうに溜まっているので、底まで凍ることはない、魚も泳げる…ということですね…。
凍った湖は、真っ白な大平原。工夫して、いろいろ素敵な写真も撮りました。





そして、2月のオホーツク海といえば…流氷です。流氷は接岸後も、強い風で遠くにいってしまったり、また近くにきたりを繰り返すそうです。
大人気の砕氷船にも乗りました。






気分は探検隊、手前(陸地近く)は薄い氷、沖は厚い氷が見られたそうです。
流氷の海の不思議な生き物「クリオネ」を見つけた人も!※貝殻のない巻貝の一種
東川に戻ってきたあとは、みんなで協力して、ワイルドライフキャラバンの素敵なレポートを仕上げてくれました。