■活動報告 秘密の氷瀑trek 層雲峡(2023年1月28日実施)
2023年1月31日
「氷瀑」って何だろう?厳冬期にしか見られない、凍り付いた滝を求めて探検してきました。


ドーッと音を立てて流れ落ちる滝が、そのまま凍り付いてしまったように見えます。
落下する水が、冷たい空気に触れて少しづつ凍っていくことで、この不思議な造形が生まれるそうです。



今回もスノーシューが大活躍。安全のためにヘルメットもしっかり身に着けて、柱状節理が迫る雪の森を進みます。
この場所には、どんな動物がすんでいるのかな?水辺では「カワガラス」も見ることができました。カワガラスは溪谷の小川などで見られる、焦げ茶色の鳥で、潜水してエサを採ります。寒い冬にも、水の近くで活発にに動き回る姿に、生命力を感じる小鳥です(名前は「カラス」がつきますが、カラスの仲間ではありません。全長22cm スズメとハトの間くらいの大きさ)。


凍った流れの上にも、小さな氷の芸術作品を見つけました。結晶が繊細な枝を伸ばすように育っています。
こんなものがあったよ!これは何?なぜこんな形になるの?
厳冬期の溪谷で、日常では体験できない驚き(!)やハテナ(?)とたくさん出会った一日でした。

大雪山自然学校では、その時期にその場所でないと見たり経験したりできない自然体験活動を「北海道の子どもが経験すべき自然100選」と呼び、さまざまなプログラムを企画・実施しています。
次回のトレッキングクラブは、2月5日(日)「極秘の地へ!!鍾乳洞冒険★スノーtrek 当麻」です。地元をよく知るガイドさんの案内で、冬の鍾乳洞に潜入します!