■活動報告 道東ワイルドライフキャラバン

2023年1月16日

 厳冬期の道東の3日間の旅、冬の北海道をたくましく生きる野生動物たちに出会ってきました。

 今回の旅では、地元の自然をよく知るガイドさんに案内してもらい、タンチョウやハクチョウをたっぷり観察しました。
 朝は、眠たいけれど頑張って早起き、タンチョウの「寝ぐら」へ出かけます。いるかな?いたいた!寝ぐらから次々と飛び立つタンチョウたち。どこへ行くのか追跡です。

どうやらタンチョウたちは、食べ物がある保護エリアに向かったようです。朝陽をあびて飛翔する姿、一斉に雪原に降りる姿も優雅です。この季節・この場所ならではの風景でした。

 屈斜路湖では、シベリアから飛来して冬を過ごすオオハクチョウの群れに出会いました。この場所に集まっているのは、なぜ??屈斜路湖には 一日中氷点下の日が続く厳冬期も、 湖岸に湧き出る温泉のため 、 凍結しない場所があります。その環境から、ハクチョウたちにとって貴重な越冬地になっているようです。 ハクチョウを見ながらの砂湯にもチャレンジもしました。

夕食の準備や片付け、みんなで協力しています。

温泉のめぐみを訪ねて歩きます。寒いけど暖かい不思議!樹氷が幻想的です。

 大雪山自然学校では、その時期にその場所でないと見たり経験したりできない自然体験活動を「北海道の子どもが経験すべき自然100選」と呼び、さまざまなプログラムを企画・実施しています。

?次回のワイルドライフキャラバンのプログラムは、 2月24日(金)-26日(日)に流氷ワカサギ釣りキャンプを予定しています。詳しい日程を後日ご案内いしますので、どうぞお楽しみに! また、1月28日(土)は、トレッキングクラブ「秘密の氷瀑・氷柱trek」があります。日帰りで上川町層雲峡へ出かける予定です!

→2022年度 自然体験プログラム年間スケジュール