■活動報告 オンネトー・アカエゾマツの森トレッキング

2022年12月16日

 12月3-4日で実施された、「オンネトー・アカエゾマツの森トレッキング」の報告です。 大雪山の麓・東川町から道東・足寄町オンネトーを目指して、片道200km以上の大移動!

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12月に入り、北海道内はどこも氷点下。氷を踏んで歩きます。
足寄町「化石博物館」にて、 「骨」の展示を見たり「化石発掘体験」を楽しみました。
トドマツやアカエゾマツの原生林が広がります。

 そしていよいよ、オンネトー周辺に広がる森のトレッキングへ出かけます。この場所で見られる「アカエゾマツ」は、北海道と岩手県の限られた地域にしか分布していない「マツ科トウヒ属」の樹木です。火山の周辺や湿原など、ほかの樹木があまり育たないような場所でも生育し、森をつくることが知られています。

 オンネトーにも氷が!大丈夫かな?慎重に乗ってみます。「〇〇トウ」のようにtoが入る地名は多いですが、toはアイヌの人たちの言葉で沼や湖をさしており、オンネトー(オンネトウ)も、北海道公式観光サイトによると「年老いた沼」「大きな沼」を意味するそうです。

 たくさん遊んだあとは温泉で体をあたため、再び峠を越えて帰ります。まだ冒険したい気持ち、おうちが懐かしい気持ちと一緒に…。初冬の北海道を、少し遠くまで仲間と旅した二日間でした。キラキラの思い出、心に残った風景を、待っていた家族とたくさん話したことでしょう。

大雪山自然学校では、その時期にその場所でないと見たり経験したりできない自然体験活動を「北海道の子どもが経験すべき自然100選」と呼び、さまざまなプログラムを企画・実施しています。

?次回のトレッキングクラブのプログラムは、「2023年1月28日(土) 秘密の氷瀑・氷柱trek」です。日帰りで、上川町層雲峡へ出かける予定です。
また、1月11日(水)-13日(金)は、「ワイルドライフキャラバン道東」で弟子屈・別海へ。詳しい内容を後日ご案内いたしますので、どうぞお楽しみに!

→2022年度 自然体験プログラム年間スケジュール