■活動報告 ジオパーク シリーズ 「石狩川をさかのぼれ!」第1回
2021年7月12日

ジオパークより、シリーズ企画「石狩川をさかのぼれ!」の第1回 活動報告です。親子参加による2日連続のプログラムで、第1回は6/26、27に行われました。
ジオパークでは講師であるミンタラ探検隊隊長の岩出さんと旭川市教育委員会の友田さんが参加し、専門分野について子ども達にわかりやすく楽しくプログラムを解説してくれます。
Day 1 「神居古潭トレッキング」

さて一日目のプログラムですが、「神居古潭トレッキング」で、タイムスリップをテーマとしており、近代文化(鉄道・駅舎) 〜アイヌ文化(おう穴)〜擦文文化(竪穴式住居)と時代の変化を感じ取りながらトレッキングを目指します。
この日は岩出さんから子ども達に「神居古潭で一番古いものを探す」というミッションが出され、友田さんのガイドウォーク中、子ども達がこのミッションについて探していきます。

すぐ側には石狩川が流れており、子ども達は渦巻いてある箇所も見つけ、流れが急流である事を確認しました。友田さんからは、「アイヌの人たちの移動手段である舟で、川を移動する際に急流の場所は難所で転覆も多々あり、魔人の仕業であると考えられていた。そんな事から昔から神居古潭には魔人が住んでいると言い伝えがあった。」と、お話ししてもらいました。その魔人の足跡として残されているのが川沿いにある、おう穴群です。おう穴とは長い年月をかけて岩盤の窪みや割れ目に小石や礫等が入り込み、水流によって渦を巻き小石や礫等によって侵食され岩盤上に穴があきます。穴のサイズも大小様々で深いものもあります。これらがおう穴です。
魔人の足跡とも言われているおう穴をみんなで確認し、これが今日のミッションであった、「神居古潭で一番古いもの」の答えでした。


トレッキング後には竪穴式住居跡に移動し、自分の好きな跡地を選びそこで昼食を取りました。深い穴が開いてある跡地や、とても大きいサイズのものもあり、この跡地には昔はたくさんの人が集まる広場だったのかなぁ〜と子ども達は口にしていました。
Day 2 「縄文土器づくり」


二日目は更に時代を遡って、縄文土器づくりです。一日目に散策した神居古潭周辺の土を使い、土器づくりに挑戦です。土器に縄の模様を付けるため、友田さんから手順を教わります。この縄の編み込みが容易ではなく、参加された大人も難しそうな様子でした。土をこねている時は、子どもたちは、粘土みたい!と上手に型を作っていました。
その後、高温の炭で焼いていきます。土器を焼いている最中に、マシュマロやソーセージ等を炭火で焼いて食べました。これがまた楽しかったようで、パクパク止まりません。


完成した土器を見た子どもたちは、「さっきと色が変わっている!」と土の色が焼く前と焼いた後の変化に驚きです。自然のものを使って器などが作れるんだ!という事がわかり昔の人たちの暮らしや生活を少しだけ体験できました。
この二日間を通して石狩川周辺でのアイヌの人たちの暮らし、文化、地形・地質などについて多くのことを学び又、体験することができました。子どもだけではなく大人も夢中になって楽しんでいる様子が確認できました。
こちらのシリーズ企画は全4回となり、次回は第二回(7/17・18)を予定しております。次回の募集要項についてこちらご覧ください。
又、新型コロナ感染対策によりプログラムが延期・中止になることもございます。予めご了承下さい。