キトウシ山の中腹にある「展望閣(お城)」からの現在の眺めです。新緑の森と、山麓には視界いっぱいに水田が広がります。

右下に見える、白い花はナナカマド

 晴れると気温が上がることも増え、そんな日の森は、ある生きものの出す「音」で賑やかです。場所によっては、かなりの大音量になっていますが、その原因は…

セミの大合唱! 「北海道では春にセミが鳴いている!」と驚かれることもある「エゾハルゼミ」は、名前にエゾが付きますが、本州、四国、九州にも分布しています。暖かい地域では標高が高いところに生息しているようです。北海道では平地に近いところ(森)から生息しており、この音を聴くと、春→初夏へ向かって季節が進んでいることを感じます。


セミは盛夏のイメージですが、春~初夏に鳴くセミもいます

 「エゾハルゼミ」に限らず、高木の梢で鳴くセミの姿を見る機会は少ないですが、これは、保育園のこどもが見つけてくれたもの。地面で動かなくなっていたようです(こどもたちの発見力は、かなり高度)。周囲の木の幹を探すと、抜け殻も見つかります。

 森の花も次々と交代し、現在は、ナナカマドやアズキナシ(樹木)、コンロンソウやクルマバソウ、クサノオウなどが咲いています。※黄色い花が目立つ「クサノオウ」は有毒植物で、誤食すると危険です。茎や葉を折ると出てくる黄色い汁も、かぶれや炎症をおこす可能性があるようです。特に小さなお子様とお出かけの際は、お気をつけください!

「クサノオウ」花の直径は2.5cmくらい