【6月トレッキングクラブ】活動報告

2020年7月7日

浮島湿原でのトレッキング。湿原ならではの植物を見に行こう!

湿原の中には木道も。一列になってぐんぐん進みます


1ヶ月に1回のペースで、トレッキングの基本を1から学びながら楽しく歩く小中学生向けの「トレッキングクラブ」。今年度2回目は浮島湿原へ。その活動の様子を紹介します。

6月26日(土)、早朝まで雨が降り心配されましたが、雨にあたらず無事スタートできました。これから沢山の山に挑戦するために、山での基本スキルを身に着けていきます。

安全にトレッキングを楽しむために、危険な植物や動物のことをガイドが説明します


今はダニが多い時期。服装、装備、歩き方をしっかり確認するところから始まりました。前回ゲットした、山登りグッズのサコッシュの中に、山ノート、救急セット、鉛筆、浮島湿原に咲く花々のMAPを入れて、歩き出しました。湿原の植物って?!みんなわくわく!!

トレッキング時に便利なサコッシュ。 ノートや 
鉛筆を必要な時にさっと取り出せます

登山口へ。


出発まえにハイチーズ !わくわくして自然と笑顔もこぼれます。今日はどんな出会いがあるかな?


今回はたくさんの参加者でにぎやかなトレッキングクラブ。さあ、出発!!入口の熊注意の標識にビビりながらも、こどもたちは「くまさんおじゃましまーす!」と大きな声でご挨拶できましたよ。

このネマガリダケは食べるには大きすぎるのですが…

歩き出して早々に浮島湿原花々MAPに載っている、ネマガリダケを発見!それからは、食べられるネマガリダケの収穫がはじまり、ネマガリトレッキング開始。
ネマガリトレッキングを1時間。湿原に近くなってきました。そこには花が終わって大きく育ったミズバショウの葉が大きく両手を広げたように出迎えてくれました。

湿原に到着!!

今まで木に囲われていた道が、急に開け木道が続きます。迷路のような1本道に子供たちは大はしゃぎ!木道を進んでいくと、ゾイソツツジ、ヒメシャクナゲ、チングルマ、モウセンゴケ等を発見!食虫植物のモウセンゴケは特別気になるようで、「どうやって虫食べるの?」と興味津々でした。

今回特に満開だったのは「ワタスゲ」。綿のようにふわふわした容姿は、風に揺られて更にかわいく見えました。湿原に咲く花たちもとても個性的で心を奪われました。

森沼の木道は少し広め。今日のお昼はここに決定!!

湿原で食べる弁当、おいしー!

食べながら、今日楽しかったことを話しながら食べる子供たち。湿原で食べるお弁当は格別だったね。食べ終えた子から、山ノートを出して、植物マップから今日見つけた植物を切り出して山ノートにぺたぺた。メモを書いてまとめていました。やっぱり一番の思い出はネマガリトレッキング??(笑)


今回も浮島湿原花々MAPに載っていた植物も全部コンプリート!!自分だけの山ノートのページがまた増えました

湿原コースを1周して、帰りもネマガリトレッキングをしながら無事登山口に戻ってきました。「くまさんおじゃましました」きちんと挨拶してました。

次回のトレッキングクラブは、7月18日(土)に、旭岳ロープウェイに乗り、片道2時間の道のりにある大雪山の秘湯「中岳温泉」へのトレッキングです。裾合平のチングルマが見頃です。トレッキングのグッとレベルが上がりますが、毎回トレッキングの基本についてしっかり確認しながら歩きます。是非ご気軽に問い合わせの上ご参加ください。